ナチュラル素材の定番！！オーガニックコットン使用の服は快適抜群！！

オーガニックコットンは、ナチュラル素材の定番ですよね。肌にも優しく快適な着心地に定評があります。また、オールシーズン着用可能な所も嬉しいポイントです。ここでは、そんなオーガニックコットンの服の魅力をお届けします。

オーガニックコットンの基礎知識について

そもそもコットンとは何か

はじめに、コットンと言うのは、木綿の種から採取される種子毛（しゅしもう）の事を指します。簡単に言えば、綿の木の種を守る為に生えているフワフワとした白い部分がコットンになります。原産はメキシコで、そこからインドやエジプトを経てヨーロッパへ中国と渡り、日本へコットンが伝わってきたのは平安朝初期に中国からの輸入です。現在、コットンの主要生産国は、国土の広いアメリカ・中国・インド・エジプトが挙げられ、国土が狭い日本ではあまりコットンは栽培されていません。

オーガニックコットンの定義

オーガニックコットンには、オーガニックの定義がしっかり示されています。農産物等の生産方法の基準に従い、２～３年以上のオーガニック農産物等の生産実績があり、認証機関に認められた農地によって、栽培で使用する農薬や肥料の厳格基準を守って育てられたコットンを、オーガニックコットンと言います。オーガニックコットンは、紡績・織布・ニット・染色加工・縫製等、製造工程を経た最終製品です。オーガニック原料のトレーサビリティーの含有率が確保され、化学薬品使用での負担を最小に抑え、規範を守って製造されたものを、オーガニックコットン製品といいます。

オーガニックコットンの栽培肥料と農薬事情

普通の一般的なコットン栽培では、多量の化学肥料と農薬が使用されています。農薬は、害虫駆除・雑草管理・防カビ・殺菌消毒・収穫前の落葉剤等、各国で厳しいルールがありますが、それでも環境や人間の健康に悪影響を与えます。また、土壌に過剰な化学肥料が残る事で、地下水汚染や土壌微生物消滅等が発生して、作物栽培を行う土壌の力が弱まります。なので、オーガニックコットン栽培をしている農家は、基準に定められた有機肥料によって土壌作りされており、禁止されている農薬類は一切使用せず、オーガニック栽培を続けなければなりません。実際に畑と栽培に関して第三者認証機関からの認証を受ける事で、初めてオーガニックコットン表示できる、オーガニックコットン栽培が可能となっています。

コットンとオーガニックコットンの違い

収穫されるコットン自体は、２つのコットンに変わりはありません。では、どのようにオーガニックコットンとコットンを分けているかと言うと、認証機関によってチェックされています。認証機関では、オーガニックコットンを栽培している畑をチェックし、農地管理や栽培方法等を調べて、オーガニックコットンの栽培基準を満たしているか確認します。認証後であっても、専門検査員によって毎年農場訪問があり、基準に従い継続管理しているか確かめられています。なので、オーガニックコットン製品と言うのは、何時何処で採取されたオーガニックコットンを使用しているか分かるようになっています。

オーガニックコットンの服の良さについて

赤ちゃんの肌に触れても安心な優しい素材: オーガニックコットンは、体に害のある化学肥料や農薬等を一切使用せずに作られた素材なので、体に与える化学物質の影響を遠ざけます。なので、化学薬剤での肌刺激が低く、直接赤ちゃんの肌に触れるタオルやベビー用品にも採用されています。赤ちゃんの肌と言うのは、言うまでもありませんがとても薄く、外部刺激を受けやすい、非常にデリケートな敏感肌です。製品に残った僅かな化学成分が刺激になって、肌トラブルを招く事もあり、肌ストレスを与えかねません。しかし、オーガニックコットンの服は、化学物質に触れるリスクが低く、低刺激でナチュラル素材なので、刺激に弱い大人の方でも心して着用する事ができます。
自然環境にも優しいナチュラル素材: オーガニックコットンは、製品や人に対して優しいのはもちろん、化学薬剤未使用と言うのは、土・水・空気等の環境に対しても良い影響を与えています。なので、オーガニックコットン愛用者が増えると、オーガニックコットンの栽培量も多くなるので、自然環境を守る事へも貢献し繋がっていきます。
素材が柔軟で柔らかく肌触りが良い: オーガニックコットンは、本来、種子を守る為の繊維です。なので、ザラザラ感やチクチク感等の肌触りがほぼありません。また、オーガニックコットン繊維は天然撚りで、素材によじれがあるので大変紡ぎやすく、服を柔らかくしたり硬くしたり、用途に合った最適な風合いを作る事が可能です。さらに、繊維に天然油分が豊富に含まれており、心地良い自然な肌触りが特徴です。繊維に弾力性があるので、洗濯しても柔らかくふんわりした生地感が持続され、天然素材ならではの風合いを長期間楽しむ事ができます。オーガニックコットンは、素材に優しさと高い安全性があり、日常使いの服としても快適な着心地で過ごす事ができます。
オールシーズン着用可能: オーガニックコットンの特徴として、素材に高い吸水性があります。化学繊維と比較しても優れた吸水性があり、吸収した水分は外に発散します。なので、通気性が良く衣類製品に関しては、オールシーズンを通して快適に着用する事ができます。また、ミトンや布巾にも使用されている程、オーガニックコットンは耐熱性も優れています。素材が丈夫な事はもちろん、熱に当てても溶けたり軟らかくなったりしにくい性質を持っています。なので、アイロンもしやすくなっています。

オーガニックコットンの服で人気のアイテムについて

ワンピース: ワンピースは着用するだけで女性らしいスタイリングが決まります。着こなしをどんどん楽しみたいアイテムの一つです。シンプルにそのままワンピースとして着用する事はもちろん、カーディガンやデニムをレイヤードして着こなしをアレンジする事もできます。なので、オーガニックコットンのワンピースを一枚持っていると、オシャレにスタイリングを楽しむ幅がより広がります。ナチュラルな風合いとカジュアル感が魅力のオーガニックコットンワンピースです。シンプルなデザインのワンピースであれば、レイヤードで様々に服の印象を変えて楽しめるので、一枚持っていると重宝します。全身をブラックで統一したシックな装いも、オーガニックコットン素材ならカッチリし過ぎず大人カジュアルな印象に着こなす事もできます。
シャツ: シャツは色々なコーディネートに万能につかえるので、一枚あると便利ですよね。シャツとして一枚で着たり、ボタンを開けて軽やかな羽織にしたり、着こなしも様々に楽しむ事ができます。アパレルアイテムの中でも特に着回し力の高いシャツは、シーズン問わず頼れる万能アイテムです。シンプルなホワイトシャツであれば、どんなアイテムにもマッチするので、ボトムスや小物使いで色々な着こなしができます。また、シャツでもストライプ柄のシャツも人気です。シーズンのトレンドカラーや、サイドスリットが入ったデザインを選べば、グッとオシャレなスタイルになります。着こなしアレンジの幅が広いアイテムです。
ボーダーアイテム: ボーダーアイテムは、一枚でおしゃれに決まるデザインが嬉しいポイントです。また、重ね着しても重くなり過ぎる事が無く、軽さのあるカジュアルな着こなしを楽しむ事ができます。ボーダーアイテムは、マリンコーデとも言われていますが、ホワイトとブルーを基調としたシンプルな色合わせであれば、ボーダーアイテム初心者でも簡単にマリンスタイリングも楽しめます。バンダナやドレスシューズと言うように、小物でひねりを効かせると、一気にナチュラルのなかにオシャレな着こなしが決まります。

まとめ

オーガニックコットンの服は、一枚で素材の心地良さを感じながら着たり、レイヤードでナチュラルスタイリングに幅を効かせたり、シンプルでありながらナチュラルなオシャレを楽しめます。素材・色・合わせるアイテム・着こなし方、これらの要素によって、様々な雰囲気を演出できるのもオーガニックコットンの服の魅力です。是非、皆さんもオーガニックコットンの服を日々のスタイリングに取り入れて、色々とコーディネートを楽しんで下さいね。

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